タイガース・前田健太が今季初勝利の権利持って降板 古巣ツインズ相手に6回2失点5奪三振

◆ 前田健太に今季初勝利の権利

デトロイト・タイガースの前田健太投手(36)が現地時間13日、ツインズとのダブルヘッダー初戦に先発登板。6回2失点と試合を作り、今季初勝利の権利を持って降板した。

今季3度目の先発となった前田は、初回を三者凡退。今季2登板、いずれも初回に2失点を喫していたが、課題の立ち上がりを無失点で終えた。

1回裏に早速タイガースが2点を先制。援護をもらった前田は2回表も三者凡退としたが、3回表、下位打線に2本の二塁打を許し、1失点。4回表にも得点圏に走者を背負ったが、この回は無失点で終えた。

1点リードで迎えた5回表。一死一塁から投ゴロを打たせるも、前田の二塁送球が悪送球となり、一、三塁へピンチ拡大。さらに次の打者には一ゴロを打たせるも、併殺崩れとなり、三塁走者が同点の生還。勝ち投手の権利を目前としながら、痛恨の失点を喫した。

前田は6回表を三者凡退で終え、7回表から2番手タイラー・ホルトンへ交代。この試合の前田は6回87球を投げて5安打、5奪三振、2失点(自責1)という投球内容。6回裏にチームが1点を勝ち越したため、前田に今季初勝利の権利が発生している。

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