別メニュー調整の半田陸、現在のコンディションは? 初戦の中国戦出場に意欲「サイド攻撃でもっと点を取れるように...」【U-23代表】

U-23アジアカップに挑むU-23日本代表は現地4月13日、カタールで合宿6日目のトレーニングを実施。練習後、DF半田陸が今大会にかける思いを明かした。

急性胃腸炎となった影響でチームへの合流が遅れた半田は、この日、コンディションを考慮して別メニューで調整。スタッフとともにランニングをして終えたが、すでに胃腸炎からは回復しており、「コンディション的にも問題ない」と16日の初戦・中国戦にも出場したいと意気込む。

ついに開幕するパリ五輪の出場権をかけた重要な大会。五輪に対して、「ずっと目ざしてきたところ」と闘志を燃やす22歳のサイドバックは、中国戦でのキーポイントにサイドからの崩しとクロスを挙げた。

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「サイド攻撃でもっと点を取れるように、ウイングとインサイドハーフと話しながらやっていきたい。アジアは特に日本対策で引いてくる相手が多いと思うんで、そこはどれだけクロスの質や、サイドでの崩しができるかで、点が入るか入らないかが決まってくると思う。今までの対ヨーロッパとか親善試合の時より、そこは今回より大事になってくるんじゃないかなと思います。

そのなかでも一番重要なのはクロス。中はどうしても人数多いし、そこで奪われたらカウンターのリスクもあるので、サイドで崩し切らなくても、ピンポイントで合わせたり、本当にサイドが重要になってくると思います」

日本に対しては、守備ブロックを固めてカウンターを狙ってくるスタイルのチームが多い傾向にあるアジアの舞台。難しい状況の中で、いかに崩し切り得点に繋げられるか。

半田は初戦に向けて「良い身体作りをしていきたいですし、チームとしても完成度を高めていきたい」とした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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