PSG・エムバペ CL準々決勝第2戦で汚名返上へ…仏代表の盟友に宣言「立ち直ってみせるよ」

雪辱に燃えるエムバペ

パリ・サンジェルマン(PSG=フランス)の同国代表FWキリアン・エムバペ(25)が、10日に行われたバルセロナ(スペイン)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦の汚名返上を誓っている。

ホームの第1戦でエムバペは無得点のまま、2―3の敗戦を見届けるしかなかった。低調なパフォーマンスに、スペインメディアなどは酷評を並べた。「スポルト」は「エムバペは2本しかシュートを打たなかった。前に出る能力よりも、レフェリーへの抗議やチームメイトへの逆ギレが目立った。彼は試合で13個のボールを失った」と指摘していた。

敵地に乗り込む第2戦は16日。逆転4強入りとなるか注目される中、スペインメディア「ディフェンサ・セントラル」によると、エムバペはフランス代表のチームメート、MFオレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード)と連絡を取り「火曜日(16日)のバルセロナ戦で巻き返すんだ。立ち直ってみせるよ」と宣言したという。

第1戦のパフォーマンスを酷評した者を黙らせたいと考えているようで、来季から加入すると言われるRマドリードのファンにもアピールしたいようだ。理由はともかく、エムバペの第2戦にかける思いが強いのは間違いなさそうだ。

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