湘南えぼし座「大岡さばき」 上演控え稽古に熱 4月21日 茅ヶ崎市民文化会館で時代劇 茅ヶ崎市

殺陣の稽古に励む出演者=3日

湘南之民素人劇団・湘南えぼし座の名物時代劇「大岡さばき2024」が4月21日(日)、茅ヶ崎市民文化会館大ホールで開催される。上演を控え、出演者らの稽古も熱を帯びてきている。

大岡越前を主役に、毎年オリジナルの「大岡裁き」を舞台上で繰り広げる同劇団。殺陣やダンス、お笑い、時事ネタ、真剣なお裁きなど盛りだくさんの内容で観客を楽しませる。

一般公募により、県内外の4歳から70代までの55人が参加。とりわけ小学生の申し込みが多いといい、3日に行われた全体稽古では大人の演者とともに、舞台に出るタイミングや劇中の流れなどを確認していた。市内在住の小学生の谷口芽依子さんは「稽古が楽しい」と話し、同じく中村茉結(まゆ)さんは「堂々と演じている姿を見て欲しい」と意気込んでいた。

上演時間は午前11時からと午後3時から。入場無料(全席自由)。神奈川県立生命の星・地球博物館の協力で制作したナウマンゾウや、えぼし麻呂の出演にも注目だ。詳細は同事務局【電話】0467・26・0565へ。

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