村上宗隆が53打席目で今季初打点!笘篠氏が「左打者皆に参考にしてもらいたい」と称賛した打撃とは?

◆ 「この後に打点がついた」復調の兆し見えた打席を徹底分析!

ヤクルトは13日、DeNAと対戦し5-2で勝利した。昨日まで打率.229、打点・本塁打0と苦しむ主砲・村上宗隆はプロ初の2番で先発出場。4回に中安打、6回に四球とそれぞれ出塁した後、7回の一死満塁の場面で待望の今季初適時打。一塁上で小さくガッツポーズを決めた。

13日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』で解説を務める笘篠賢治氏は、4回に中安打となった村上の打席に着目。「しっかり踏み込んでベースに入って打ちにいけている。打った後にインフィールド内に入りにいきながら、走者のゾーンに入っている。体が開かされたりかかとに重心がかかっていたりすると、こういった走り方はできない。打ち終わった後にベースに入っていき、踏み込んで入り、打ってから一塁へ向かう。これは非常に良い形」と高く評価した。またこの打席を「左打者は皆参考にしてもらいたい打ち方。この後に打点がついている」と7回の適時打に繋がる大きな打撃になったと称賛した。

打順の変更について笘篠氏は「2番という打順で気分が変わるのもあるし、(7回の満塁の場面では)前の打者がチャンスを作ってくれたという意味では4番の役割と同じ。(結果が出て)ほっとしたとと思う」と良い結果に結びついたと分析。明日のDeNA先発の大貫からは昨季一発を放っていることからも、「本塁打を期待したいですね」と力を込めた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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