守備範囲、肩…巨人23歳は「全てが素晴らしい」 衝撃美技に反響「惚れ惚れする」

広島戦で好守を披露した巨人・門脇誠【写真:小林靖】

同点で迎えた9回、三遊間深くから會澤をアウトにした

■巨人 3ー2 広島(13日・東京ドーム)

巨人・門脇誠内野手が見せた“即投げ遠投”に、ファンが驚きの声を上げている。13日の広島戦(東京ドーム)に「3番・遊撃」で先発。同点の9回に三遊間深くの打球を捕球すると、完璧なスローイングで打者走者をアウトにした。見事な好守に「一連の動きが美しい」「キレッキレでわろた」と、SNS上では称賛の嵐だ。

2-2で迎えた9回。會澤翼捕手が三遊間にヒット性の打球を飛ばすと、門脇はスライディングしながらこれを捕球。滑りながらもすぐさま起き上がり、外野近くから一塁へ“ロングスロー”でアウトにしてみせた。同点で迎えた終盤だけに、1人の走者も許したくない状況。門脇のファインプレーに東京ドームは大興奮だった。

DAZNの公式X(旧ツイッター)が「あそこからノーバウンド送球 飛び込んでからが速い 門脇誠が好プレー」と題して動画を投稿すると、ファンも絶賛。「簡単なようにやるのが凄い」「そりゃ坂本もショート譲るわな」「守備範囲広すぎ」「惚れ惚れするわ」「あれも、アウトにするん?」「スローイング、肩全てが素晴らしい」と息をのんでいた。

創価高、創価大を経て2022年ドラフト4位指名で巨人に入団。1年目から開幕メンバー入りし、昨季は内野のユーティリティとして126試合に出場し、打率.263、3本塁打21打点、11盗塁を記録した。終盤には坂本勇人内野手に代わって正遊撃手を務めると、今季は開幕から13試合連続でスタメンショートの座を務めている。今後もその守備に注目だ。(Full-Count編集部)

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