「酒が抜けたと思った」酒気帯び運転容疑の現行犯逮捕が相次ぐ 浦添や那覇で米兵3件 単独事故も

(資料写真)パトカー

 13日、米兵の道交法違反(酒気帯び運転)容疑の現行犯逮捕が県内各地で相次いだ。

 浦添署は午後3時ごろ、浦添市牧港の国道58号で酒気を帯びたまま普通乗用車を運転した疑いで、米軍嘉手納基地所属の2等軍曹の男(28)を現行犯逮捕した。容疑を否認しているという。呼気からは基準値の約5倍のアルコールが検知された。同署によると男は単独事故を起こして頭を打ち、脚などをけがしたため、治療で午後4時40分ごろ釈放された。

 那覇署は午前3時15分ごろ、那覇市安里の国道330号で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑いで米軍嘉手納基地所属で空軍兵長の容疑者(27)を現行犯逮捕した。「完全に酒が抜けたと思った」と容疑を否認しているという。呼気からは基準値の約2倍を超えるアルコールが検出された。

 石川署は午前4時45分ごろ、金武町金武の町道で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑いで米軍キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊上等兵の容疑者(20)を現行犯逮捕した。「酒が抜けていると思い、飲酒運転には当たらないと思った」と否認している。

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