春の泉都、楽しみながら爽やかな汗 「べっぷ鶴見岳一気登山大会」県内外から2200人【大分県】

海抜0メートルのスパビーチを出発し、1375メートルの山頂を目指す「べっぷ鶴見岳一気登山大会」があり、県内外から約2200人が参加した。汗ばむ陽気の中、参加者はそれぞれのペースで爽やかな汗を流した=13日、別府市
スパビーチをスタートする参加者
桜を楽しみながら、爽やかな汗を流す参加者
境川沿いを歩く参加者

 第36回べっぷ鶴見岳一気登山大会が13日、別府市であった。春の陽気の中、参加者は海抜0メートルのスパビーチ(北的ケ浜町)を出発。境川沿いの桜やこいのぼりを楽しみながら、標高1375メートルの鶴見岳を目指した。

 県内外から約2200人が参加。開会式で長野恭紘(やすひろ)市長が「別府を堪能してもらいたい」とあいさつ。最も遠くから訪れたポール・コルサノフさん(77)夫婦(米サンフランシスコ在住)を表彰した。

 コースは▽山頂までの約12キロで健脚を競う「いだてん天狗(てんぐ)タイムレース」▽それぞれのペースで歩く「のびのびさくらウオーク」▽麓までの8キロを歩く「GO・GO・GOハーフウオーク」―の三つ。参加者が各部門で爽やかな汗を流した。

 タイムレースの結果は次の通り。(敬称略)

 ▽総合 (1)渡辺智也(大分県)1時間15分38秒(2)内田涼太(同)(3)野中洋輝(同)▽女子 (1)鮒子田麻衣(埼玉県)1時間36分14秒(2)東美沙(大分県)(3)青木陽子(同)▽シニア (1)米丸浩一(宮崎県)1時間35分58秒(2)樽見豊(福岡県)(3)甲原芳範(大分県)

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