世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する伊勢堂岱遺跡(北秋田市脇神)で13日、今シーズンの一般公開が始まった。暖冬で雪解けが早かったため、例年より1週間ほど早いスタート。県内外から縄文ファンや家族連れらが訪れ、遺跡の環状列石や伊勢堂岱縄文館に展示された出土品などに見入った。
来場者は縄文館で受け付け後、ボランティアガイド「伊勢堂岱遺跡ワーキンググループ」の案内で、環状列石や掘立柱建物跡などを見て回った。縄文館では、出土した土偶や石器といった展示品とジオラマ、昨年から公開している3D鑑賞システムなどを楽しんだ。