初回の展開で今後に期待の亀梨和也出演ドラマ「Destiny」

石原さとみが主演し、KAT‐TUNの亀梨和也が出演するドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)が4月クールのドラマの中で中心的存在となるかもしれない。

横浜地検検事の西村奏(石原)と、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)が12年ぶりに再会したことで、封印してきた青春時代の事件と向き合うサスペンス・ラブストーリーだ。亀梨と熱愛が報じられた田中みな実も出演するとあって放送前から話題となっていた。

4月9日には初回が放送され、注目を集めたのは話の展開だ。主要キャストである田中が演じる及川カオリがいきなり亡くなってしまったのだ。ある業界関係者は「1話目からいなくなるといういきなりの展開で、リアルタイムで見ている人はかなりビックリしたようです。それが話題となって見逃し配信のTverでも上位に来てますし、Netflixでも日本国内ドラマで1位となっています。Netflixにいたっては亀梨が主演したWOWOWドラマ『正体』が2位とあって、亀梨のワンツーになっている」。

初回の平均視聴率は7・9%とまずまずの数字だったが、この勢いはこの先、数字を伸ばしていく可能性もある。「亀梨ファンの中には、今回のドラマにあまり良い印象を持っていない人もいるのではと言われていましたが、初回で田中が亡くなるという展開で、ちょっと見方が変わる人も出るかもしれませんし、そもそもWOWOWの『正体』を見て、亀梨に対して良い役者になったとみている人も多いと聞きます。話題になれば、さらなる視聴率アップも狙えるのでは」と同関係者。

4月期は木村拓哉や山下智久といった大物主演の話題作が多いが、この「Destiny」も中心的存在になるかもしれない。

© 株式会社ジェイプレス社