中上貴晶、1周目に他者との接触で転倒「日曜日は最大限のパフォーマンスを発揮したい」/第3戦アメリカズGP スプリント

 4月13日、2024年MotoGP第3戦アメリカズGP MotoGPクラスの土曜日セッションがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は予選で21番手を獲得し、スプリントレースは転倒リタイアで終えている。

 中上は初日、コーナリングや立ち上がりなどにおいてマシンを完全にコントロールできなかったことから、最下位に沈んだ。厳しい戦いを強いられているが、2日目のフリー走行1回目では自己ベストを2分03秒742に更新し、予選に向けて準備を整えていた。

 予選Q1ではミディアム/ソフトのタイヤでアタックを開始し、1度目のアタックで2分03秒332をマーク。リヤのソフトタイヤのみを新品に履き替えると、ラストアタックでは2分03秒114まで縮めることに成功させた。

 しかし、2分03秒台の壁は破ることができず、予選Q1敗退。ポールポジションを獲得したマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)から2.250秒差の21番グリッドが確定した。

 午後のスプリントでは、予選同様にミディアム/ソフトのタイヤを選択してレースに挑んだ。しかし、オープニングラップで他者との接触があったようで、転倒を喫してそのままリタイアで終える結果となった。初日から厳しい戦いが続いているが、日曜日の決勝では21番グリッドから追い上げのレースを期待したい。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(予選:21番手、スプリント:リタイア)
「レースで起こったことは、不運でした。明日のレースに向けていくつかのことをテストしたかったので、スプリントは重要なものでした。日曜日は最大限のパフォーマンスを発揮できるように努めます」

中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第3戦アメリカズGP 2日目
中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第3戦アメリカズGP 2日目
中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第3戦アメリカズGP 2日目
中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第3戦アメリカズGP 2日目
中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第3戦アメリカズGP 2日目

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