「りんごネード」で医療的ケア児周知 盛岡・カワトクで14日まで

りんごネードを買い求める来場者

 岩手医大のアウトドア同好会(栗田大輝代表、32人)は13日、盛岡市菜園のカワトク屋上芝生エリアSORABAで、チャリティーイベント「りんごネードキャラバン」を初めて開いた。盛岡産リンゴのジュースとジャムを炭酸水で割った「りんごネード」を販売し、出張講座や参加型イベントを展開。医療の道を志す学生の目線で医療的ケア児について発信した。

 青空の下、家族連れらが望遠鏡やモルックの体験、飲食の出店などを満喫。同好会メンバーの学生が県医療的ケア児支援センターのサポートを受け、人形を乗せた車いすの移動やたん吸引などの体験メニューを交えて紹介した。

 14日も午前11時から午後3時まで開催する。入場無料。売り上げの一部は医ケア児の保護者団体アイライン岩手の会に寄付する。

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