石井明美 今は仕事を一生懸命をするだけ。そうすれば素敵な男性にめぐり合う

石井明美

【今週の秘蔵フォト】明石家さんまと大竹しのぶが主演した1986年のドラマ「男女7人夏物語」(TBS系)は最高視聴率31%を記録する大ヒットとなり、トレンディードラマの元祖と呼ばれ、翌年には続編「男女7人秋物語」も大人気を呼んだ。“夏物語”の主題歌「CHA―CHA―CHA」も80万枚を売り上げる大ヒットを記録。オリコン年間シングルチャート1位に輝いている。この曲でデビューして一気にスターダムにのし上がったのが石井明美だ。

65年8月26日、千葉・館山市出身。六本木のクラブで歌うアルバイトをしていたところをスカウトされ、86年に研音に所属。2か月でデビューが決まり、いきなり大ヒットを飛ばしたシンデレラガールでもあった。88年10月19日付本紙では、初のライブツアーを控えた石井のインタビューが掲載されている。10月19日福岡から、11月2日東京・日本青年館ホールまで7か所での大規模なツアーだった。

「ステージは大好きだしワクワクしているんです」と笑顔を見せた。11月2日には新アルバム「Fanatique」の発売も控えており「ステージではジョイナーもびっくりするような大胆なコスチュームを考えています」と明かした。

男性観に話が及ぶと一気に大胆になった。「不思議なくらい最近は男性に縁がないですね。どちらかというと、私ってスケベですね…。イヤラシイ話とか結構好き。友達同士とか集まると盛り上がっちゃう。だから男性もスケベなほうがいいですね。明るくてサッパリしたスケベ。イヤらしさのないスケベな人が理想」と堂々と言い切った。

「とにかく今は仕事を一生懸命やるだけ。一生懸命やっていれば、そのうち素敵な男性にめぐり合うと思います」と締めくくった。その後も絶え間なく歌い続け、全国コンサートやラジオのDJでも活躍。現在でも元気に活動を続けている。

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