東大 多様性包摂共創センター設置 学内外のジェンダー平等・バリアフリー推進へ

4月1日、東大は多様性包摂共創センター(IncluDE)を本郷キャンパスに新設した。既存のバリアフリー支援室と男女共同参画室を統合し、関連分野の研究機能を強化することで、DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)活動の包括的展開を図る。

IncluDEは⑴バリアフリー支援室・男女共同参画室を統合するDEI実践部門⑵学内のDEI研究を集めたDEI研究部門⑶2部門をつなぐDEI共創推進戦略室─などで構成。➀障害者などの当事者と研究者の共同創造➁研究と実践の好循環➂ジェンダー平等➃ライフステージに合った支援➄交差性(多重差別)の当事者に配慮した支援と環境整備─を目標とする。

東大は22年に「東京大学 ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を発表し、同年「UTokyo 男女⁺協働改革 #WeChange」を開始。24年2月には「東京大学における性的指向と性自認の多様性に関する学生のための行動ガイドライン」を策定した。26年には本郷キャンパスにD&I棟(仮称)が設置され、IncluDEが入る予定。

The post 東大 多様性包摂共創センター設置 学内外のジェンダー平等・バリアフリー推進へ first appeared on 東大新聞オンライン.

© 公益財団法人東京大学新聞社