中山秀征 大谷翔平の横でスマホ操作する水原一平容疑者に「賭け事のタイミングだったのでは」

中山秀征

ドジャースの大谷翔平投手(29)の元専属通訳だった水原一平容疑者(39)が銀行詐欺容疑で訴追された件について、タレントの中山秀征(56)が14日放送の日本テレビ系情報番組「シューイチ」に出演し、言及した。

水原容疑者は違法賭博の借金を返済するため、大谷の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金した疑いで米司法省から訴追され、12日(日本時間13日)にロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈金2万5000ドル(約380万円)で保釈された。

弁護士を通じ「大谷選手とドジャース、大リーグ、そして家族に謝罪したい」との声明が発表されたが、大谷の口座からの不正送金は、当初報じられた450万ドル(6億8000万円)を大きく上回る額だった。水原容疑者は2021年から今年の1月にかけて違法なブックメーカーを通じて1万9000回以上の賭けを行い、賭け金の総額は1億8290万ドル(約278億円)、賭け金から勝ち額を引いた損失は4070万ドル(約62億円)に上るという。

番組にレギュラー出演するKAT―TUNの中丸雄一(40)は「もともとギャンブル依存症って怖いものだって認識はありましたけど、ここまで歯車が狂っていくのかと大変驚きましたね」と絶句。「普通に考えると、1日24時間と考えて、仕事の時間ももちろんあるでしょうから、空いた時間は全部ギャンブルの方に費やしていたのかなと考えるのは普通ですね」と意見を述べた。

これにMCを務める中山は「今思うと、映像でも大谷選手の横で携帯を見ているシーンが随分あるが、あれすら賭け事のタイミングだったんじゃないかと思っちゃいますね」と指摘。続けて「1年を通して1万9000回とは信じがたい数ですが、これがやっぱりギャンブル依存症の怖さでもあるわけですね。ゾッとしますよね。大谷選手は水原容疑者を信用していたわけじゃないですか。そこをこういった形で悪用していた」を不快感を示した。

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