《全日本学童野球群馬県予選》「全力で楽しむ」 大沢主将(さくらJBC富岡)が選手宣誓

力強い言葉で選手宣誓する大沢一翔主将(さくらJBC富岡)

 学童軟式野球の高円宮賜杯第44回全日本大会群馬県予選会(県野球連盟、上毛新聞社主催)は13日に開幕し、前橋市の上毛新聞敷島球場などで1回戦7試合を行った。城東リトルエンジェルス(高崎)、オール東・大利根(前橋)、さくらJBC富岡(富岡)、吉井セントラル(高崎)、桃木フェニックス(前橋)、塚沢リトルジャイアンツ(高崎)、玉村ジュニアベースボールクラブ(伊勢崎)が2回戦へ進出した。試合前に行われた開会式では出場全32チームが堂々とグラウンドを行進した。

 ○…開会式に県内各支部を勝ち上がった32チームが参加。青空の下で716人の選手たちが、元気いっぱいに行進した。

 選手宣誓は、さくらJBC富岡の大沢一翔主将(6年)が務め、「野球ができる喜びに感謝し、最後まで全力で野球を楽しむことを誓います」と声を張った。大役を担うのは、3月の県選抜学童大会の開会式に続き2度目。「1回目(県選抜)よりは気楽にできた」と白い歯をのぞかせた。

 県野球連盟の樋口半司会長が「尊敬と感謝の気持ちを持って、正々堂々と試合してほしい」とあいさつ。特別協賛の日本マクドナルドのキャラクター、ドナルド・マクドナルドも選手たちを激励し「楽しんでいこうぜ」と球場全体に呼びかけると、選手や来場者らが「おーっ」と大きな声で一斉に応えた。

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