ツインズがダブルヘッダー連勝 東京五輪参加中に電撃トレード加入の2投手が先発登板

● タイガース 1-4 ツインズ ○
<現地時間4月13日 コメリカ・パーク>

ミネソタ・ツインズが同地区タイガースとのダブルヘッダーに連勝。先発したシメオン・ウッズ・リチャードソン投手(23)がMLB初勝利を挙げた。

延長12回に及ぶ初戦を制したツインズは、勢いそのまま2戦目の初回に先制点。一時は同点とされるも、3回表、エドゥアルド・フリエンが4号ソロを放って勝ち越し。先発したウッズ・リチャードソンが6回2安打、1失点と相手打線を抑え込み、キャリア1勝目を手にした。

ウッズ・リチャードソンはMLBデビュー前の2021年にアメリカ合衆国代表として東京五輪に参加し、銀メダルを獲得。来日中に当時所属していたブルージェイズからツインズへのトレード移籍が決まり、翌2022年にMLBデビュー。今季3年目、キャリア3試合目での初勝利となった。

奇しくも、ダブルヘッダー初戦に先発登板したジョー・ライアンも同代表として五輪へ参加していた途中にレイズからツインズへトレード移籍。ライアンはキャリアハイ更新の12奪三振をマークする快投で6回3失点(自責1)と試合を作り、勝利に貢献。稀有な経歴を持つ2投手の活躍により、ツインズが同地区相手に2連勝を果たした。

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