友好・協力関係の強化、発展で極めて重大な意義 金正恩総書記が中国党・政府代表団に接見

金正恩朝鮮労働党総書記が4月13日、「朝中友好の年」を記念するために朝鮮民主主義人民共和国を公式親善訪問している中国共産党中央委員会政治局常務委員会委員である中華人民共和国全国人民代表大会常務委員会の趙楽際委員長を団長とする中華人民共和国党・政府代表団に接見した。

「労働新聞」が14日伝えた。

金正恩総書記は、党中央委員会本部庁舎で中華人民共和国党・政府代表団員を温かく迎えて訪朝を熱烈に歓迎し、彼らと共に意義深い記念写真を撮った。

金正恩総書記は、代表団員と友好的で建設的な談話を交わした。

「労働新聞」はその模様を要旨以下のように伝えた。

趙楽際委員長は席上、金正恩総書記に送ってきた中国共産党中央委員会総書記で中華人民共和国国家主席である習近平同志の温かいあいさつを丁重に伝えた。

金正恩総書記は、これに謝意を表し、尊敬する習近平同志に送る自身の祈りのあいさつを伝えてくれることを頼んだ。

金正恩総書記は、朝中外交関係設定75周年に当たる意義深い今年を「朝中友好の年」と宣布したのに続いて行われた今回の中国党・政府代表団の平壌訪問は朝中友好の不抜さを誇示し、伝統的な両国の友好・協力関係を時代の要求に即してより一層強化し、発展させていく上で極めて重大な意義を持つと述べ、中国の高位代表団と大規模の芸術団が参与することによって重要な年の重要な始めを告げる行事が異彩を放ち、成功裏に行われ、輝くことができたと高く評価し、立派な契機をもう一度盛大に装飾できるように心血を注いでくれた習近平総書記同志と中国の党と政府に真心こもった感謝をささげた。

趙楽際委員長は、平壌訪問の日々に敬愛する金正恩総書記の特別な関心と朝鮮の党と政府の真心こもった歓待、そして朝鮮人民の厚い友好の情を直接感じることができたと感動した気持ちを披歴し、代表団が今回の訪問で最大の成果を収められるように高度に重視し、細心な関心を払ってくれた金正恩総書記に心からの深い謝意を表した。

金正恩総書記は、趙楽際委員長と「朝中友好の年」を契機に両党、両国の貴重な富である友好・協力関係をより活力あるきずなに昇華、発展させるための多面的な交流と協力を拡大、強化することと、互いが関心を寄せる重要問題について虚心坦懐に論議した。

金正恩総書記は、長い歴史的伝統を有している朝中友好を世紀と年代を継いで発展させていこうとするのは自身の一貫した立場であり、わが党と政府の不変で確固たる方針であると確言し、この強固な友好の伝統を連綿と継承し、発展させて社会主義偉業を力強く促し、人民に実質的な福利を与えるための両党、両国の共通の意志が「朝中友好の年」の責任ある進展と成功裏の結実につながるとの期待を表明した。

金正恩総書記は、中国の党と政府と人民が中国共産党第20回大会が示した課題を貫徹する闘いで注目に値する成果を収めていることに対して立派な祈りを伝えながら、兄弟的中国人民が習近平総書記同志の指導の下で中華人民共和国創建75周年を迎える今年に社会主義現代化強国建設のための歴史的任務の遂行でより輝かしい進展を遂げることを願うと述べた。

談話は、終始親切で真摯(しんし)かつ同志的な雰囲気の中で行われた。

金正恩総書記は同日、中華人民共和国党・政府代表団のために昼食会を催した。(了)

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