【じゃがいも】の保存方法。芽を出にくくするために、いっしょに保存するといいのは?

カレーを冷凍したらじゃがいもがスカスカになった……という経験は、カレーあるあるですね。じゃがいもを冷凍するなら、皮つきまるごとが基本。料理研究家の沼津りえさんに、おいしさキープの保存方法を教わりましょう。じゃがいもには抗酸化作用のあるビタミンCが豊富に含まれ、加熱しても失われにくいのが特徴です。

★にんじんの保存方法★

常温保存

常温の場合は、湿気がこもらないように、ポリ袋ではなく紙袋に入れて保存します。りんごといっしょに保存することで芽が出にくくなります。秋〜冬は、常温で1カ月保存が可能。

冷蔵保存

冷やしすぎに注意が必要です。冷蔵は皮つきまるごとで、低温障害を防ぐために、ひとつずつキッチンペーパーに包んで、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。

保存期間は2週間が目安です。

冷凍保存

切らずに、皮つきまるごと冷凍しましょう。

冷凍の保存期間は1カ月が目安です。

皮つきのほうが、切って冷凍保存するより味を損なわずに保存できます。皮をむいて冷凍すると、中の水分が抜けて、食感が悪くなります。
または、ゆでてつぶしマッシュ状にして冷凍してもOKです。

冷凍したじゃがいもは、煮物やスープなど、水分をプラスするような料理に合います。

解凍方法

皮つきまるごとで冷凍したじゃがいもは、水に2分ほどつけておくと表面が少しやわらかくなり、包丁で切れるようになります。それをお好みの大きさに切って、調理に使用を。

にんにくしょうゆ漬け

材料と作り方(作りやすい分量)
①じゃがいも2個はせん切りにして水にさらし、歯ごたえが残る程度にさっとゆでる。
②しょうゆ大さじ3、酢・砂糖大さじ2、にんにくの薄切り1かけ分を合わせ、じゃがいもを1時間ほど漬ける。冷蔵庫で4〜5日間、保存可能。

冷蔵じゃがいもで、いももち

材料と作り方(作りやすい分量)
①冷蔵じゃがいも2〜3個をそのままゆで、やわらかくなったら皮をむいてマッシャーなどでつぶす。
②①とかたくり粉大さじ2、塩少々をまぜ合わせる(かたいようなら水を少しずつ加えながら耳たぶくらいのかたさにする)。
直径4㎝ほどに丸め、バター10gをとかしたフライパンで両面をこんがりと焼く。

※この記事は『食材保存大全』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。


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