親子連れがミニ砂像作りに挑戦 古代エジプト美術館展

ツタンカーメンの砂像に挑戦する親子連れ=13日、鳥取市東町2丁目の県立博物館

 鳥取市の県立博物館で開催中の「古代エジプト美術館展」(新日本海新聞社など主催)で13日、ミニ砂像作りに挑戦する体験イベントがあった。県内外から約25人の親子連れが参加し、出来栄えに満足げな笑顔を浮かべていた。

 鳥取砂丘砂の美術館(同市福部町湯山)の協力の下、「砂で作ろう!ピラミッドやツタンカーメン」と題して実施した。

 子どもたちは、同美術館の安木啓介主任から「一気に削らないように」「目とおでこの境目に線を引いて」などと指導を受けながら砂像制作に挑戦。あらかじめ用意された砂の土台を時折湿らせながら、こてやへらを使ってツタンカーメンの胸像を仕上げた。

 大正小2年の福政悠君(7)は「工作は大好き。めっちゃ楽しい」と笑顔を見せた。

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