タイガー・ウッズ 自己ワースト82の大叩き 「体は痛かった」と明かすも最終日もプレー意向

タイガー・ウッズ(ロイター)

米男子ゴルフツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」3日目(13日=日本時間14日)、出場24大会連続予選突破の新記録を達成したタイガー・ウッズ(48=米国)は、2バーディー、8ボギー、2ダブルボギーの82と大荒れで、通算11オーバーの52位に後退した。

82は2022年大会の78を上回る自己ワーストスコア。ティーショットが安定せず、7、8番は林に入れてしまうなどで連続ダボ。前半だけで6つ落とすと、後半も14番からの4連続ボギーがあり、スコアを落としていった。ウッズは「良いショットも良いパットもできなかった。良い準備もできなかったし、打ってはいけないと分かっているところに打ってしまった。簡単なパターも外してしまった」と大叩きにあきれ顔だった。

新記録を達成した2日目は、23ホールの長丁場だったことでこの日は、コンディションが整わなかったようだ。ウッズは背中や右脚など「体は痛かった」と振り返る。懸念されていたことが現実となってしまったが、最終日もプレーする意向。「チームと準備する。長い夜になると思うし、十分なウォームアップも必要になるけど、準備できる」と力を込めた。順位はともかく、まずは4日間の完走を目指す。

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