大王製紙元会長で実業家の井川意高氏が13日夜、ユーチューブチャンネルを更新し、カイロ大卒業をめぐる学歴詐称騒動が再燃している小池百合子都知事について言及した。
小池氏は10日発売の文藝春秋で学歴詐称を報じられ、再び追及されている。
井川氏は「文春が嫌いな人もこのこと(学歴詐称報道)ぐらいは認めてあげてもいいんじゃないかと思う」と評価。「卒業証書を出せと言われたら、卒業証書を出せばいいだけじゃないか」と切り出す。「卒業証書はもう何年も前のことだから、紛失してて出せないとかね。でも普通、大学の卒業証書は火事にでも遭わない限りなくさない。私も一応、東大の卒業証書は家の物置に置いてある」と続けた。
その上で「30~40年前の(小池氏についての)新聞のスクラップがネットに上がっていた。そこでは『カイロ・アメリカ大学卒業』となっていたじゃないですか」と紹介する。「よくあるじゃないですか。日本にもアメリカの大学の〝出張所〟みたいな。アメリカの大学が日本でやっているという」と話した。
小池氏はカイロ大卒業を主張し続けているが、井川氏は否定的のようだ。文春には「これからいっそう暴いてもらえることを期待しています」とまとめた。