今シーズン限りで契約満了のラビオ、今後の去就を問われ「来シーズンここにいなくても…」

写真:ラビオはCL出場権獲得とコッパ・イタリア制覇が目標と語った

ユヴェントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオが『Sky Sports ITALIA』のインタビューに応じ、自身の今後の去就について言及した。

現在29歳のラビオは昨夏、ユヴェントスとの契約が満了しフリーエージェントとしてチームを離れる予定だったが、結局ユヴェントスに残留。2024年6月までの1年契約を結んだ。今シーズンはここまで公式戦28試合で4G3Aを記録し、若手主体に切り替えているチームをけん引している。

ラビオは「このチームがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に戻るために、手助けしたかったし、クラブもそれを僕に求めていた」とユヴェントス残留の理由を明かした。6月にユヴェントスとの契約が終了するラビオは「もし目的が達成できれば、僕たちは腰を据えて議論することになる」と語っており、自身の将来についての話し合いの場が設けられるようだ。

続けて来シーズンの居場所について問われたラビオは「今はプレーに集中しなければならない」としながらも、今後の目標について口を開いた。

「まずはユヴェントスとともにCLに舞い戻ることだ。来シーズンここにいなくても、僕の個人的な目標はユヴェントスをCLに復帰させ、コッパ・イタリアで優勝することだ。今後についてはその後に話すことにする」

現在ユヴェントスはセリエAで3位につけており、国内カップ戦のコッパ・イタリアでは準決勝に駒を進めており、準決勝ファーストレグのラツィオ戦で2-0と先勝し、決勝戦進出に一歩リードしている。

今シーズン終了後にフリートランスファーとなるラビオには、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルが動向を注視していると報道されており、フリーでの退団の可能性も高まっているようだ。

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