カブス、日本人コンビの活躍で連敗ストップ 今永6回途中1失点で2勝目&誠也3号V弾!

● マリナーズ 1 - 4 カブス ○
<現地時間4月13日 T-モバイル・パーク>

カブスの今永昇太投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地でのマリナーズ戦に先発登板。2回に失策絡みでメジャー初失点を喫したものの、6回途中1失点(自責点0)の好投で2勝目を手にした。「2番・右翼」でフル出場した鈴木誠也外野手(29)は、同点の3回に今季3号の勝ち越し弾。カブスは日本人コンビの活躍もあり連敗を「2」で止めた。

今永はメジャー移籍後、これが初のビジター登板。初回は昨季32本塁打の2番フリオ・ロドリゲスを二ゴロに仕留めるなどテンポ良く3者凡退スタートを切った。

1点を先制してもらった直後の2回は、先頭の4番・ハニガーを遊ゴロに仕留めたと思われたが、スワンソンの送球を一塁・ブッシュが捕球ミス。そのあと二死一、三塁となり、8番・ウリアスに左翼線突破の適時二塁打を浴びメジャー初失点を喫した。同点に追いつかれなおも二死二、三塁のピンチだったが、9番・ザバーラは空振り三振斬り。逆転の一打は許さなかった。

すると1-1で迎えた直後の3回表、2番・鈴木が3号ソロを左翼席へ運びカブスは再び1点リード。今永にとってはうれしい“援護弾”となった。

3回から5回はゼロを並べメジャー2勝目の権利をゲット。しかし1点リードのまま迎えた6回、先頭のハニガーを1ボール2ストライクと追い込んだあと、3球連続ボールでメジャー移籍後初の与四球。続くポランコにはストレートの四球を与えてしまい無死一、二塁のピンチを招いた。続く6番・ガーバーには三塁線を襲う痛烈なゴロを許したが、三塁・モレルが横っ飛びで好捕し一塁アウト。今永は一死二、三塁の状況で降板となった。

火消しを託された2番手右腕・ライターJr.は7番・ムーアに痛烈なライナーを許したが、この打球をまたしても三塁・モレルがジャンプ一番で好捕。ライターJr.は続く代打・カンゾーネを左飛に仕留め1点リードを死守した。

今永はモレルの好守2連発とライターJr.の火消しに助けられ、6回途中90球、5安打1失点(自責点0)、4奪三振2四球の登板結果。1失点は失策絡みだったため、メジャー3登板を終えた時点で防御率0.00をキープした。

カブス打線は3回、鈴木の3号ソロで勝ち越したあと、7回以降も2本のソロ本塁打で2点を追加。救援陣は無失点リレーでマリナーズ打線に反撃を許さず、フル出場した鈴木は4打数1安打1打点、3三振の打撃結果で打率は.291、OPSは.868となった。

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