ドジャース戦で乱闘寸前、大谷翔平は輪に加わるも笑顔&ウインク 松井裕樹もブルペン飛び出す

ドジャースパドレス戦、ベンチから選手が飛び出した一触即発の場面【写真:Getty Images】

パドレス戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、パドレス戦に「2番・DH」で先発。この試合中、両軍ベンチから選手が飛び出す一触即発の場面があったが、輪に加わった大谷は笑顔。ウインクも見せるなど周囲のピリピリムードとは違った空気を漂わせていた。

1-0とドジャースリードの5回、パドレスの打者プロファーに内角の厳しいボールが投じられた後、捕手スミスと言い合いになった。一触即発となり、両軍ベンチから選手が飛び出す。ホームベース付近にできた輪に大谷も加わり、パドレスの松井裕樹もブルペンから駆けつけた。

ただ、大谷は笑顔でニコリ。相手側に向かってウインクする場面もあり、周囲のピリピリした雰囲気とは違った様子だった。松井も笑顔を見せており、結局、乱闘は発生せず両軍はベンチへ戻った。大谷はこの試合、3打席目まで終えて四球、四球、三邪飛となっている。

試合を中継していた米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席では、解説のエリック・キャロス氏が「私たちは何時間も待っていたんだぞ」と、試合開始が雨天で遅れたことを挙げて一言。実況ジョー・デービス氏も「もうこれ以上の延長はいらないよ。ただ出てきて、ひまわりの種を吐き捨てただけ」と呆れていた。

デービス氏は「ドジャースとパドレスは近頃、お互いを嫌い合っていたからね」と両軍の雰囲気にも言及し、キャロス氏は「何もなかった。ウィル・スミスが全て正しいんだよ。打席に戻ってくれ」と、怒るプロファーを非難していた。

THE ANSWER編集部

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