【FMWE】曙太郎さんを追悼し10カウントゴング 有刺鉄線で巻かれた遺影も

曙さんの遺影を持つ大仁田厚(中)

〝邪道〟大仁田厚(66)が率いるFMWEの14日の神奈川・鶴見青果市場大会で、心不全のため54歳で死去した大相撲の元横綱曙太郎さんの追悼セレモニーが行われた。

試合前にセレモニーが行われ、出場する選手たちがリングまわりに整列。大仁田は遺影を持って登場し、リング中央に立った。リングアナが追悼のテンカウントゴングを鳴らし、レスラーと観客が黙とうをささげた。その後「赤コーナー、第64代横綱(体重)460ポンド、曙!」とアナウンスされ、レスラー時代のテーマソングが流れた。大仁田は観客席に向けてお辞儀をして退場。会場には、有刺鉄線で巻かれた遺影も設置されていた。

曙さんは、大相撲引退後に格闘家、プロレスラーとして活躍。2012年から電流爆破デスマッチにも参戦し、邪道と激闘を繰り広げた。

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