中国3大テレビアワード・白玉蘭奨、シャオ・ジャンとワン・イーボーの受賞争いも?

中国3大テレビアワードの1つ、白玉蘭奨では今年、シャオ・ジャン(肖戦)とワン・イーボー(王一博)が最優秀主演男優賞を争うのではないかとノミネート作品の発表が待たれている。

上海人民政府などが主催する白玉蘭奨は、1986年にスタートし、2004年以降は毎年開催されているテレビアワード。29回目を迎える今年は6月24~28日に開催が予定されている。近年は国際化の流れにより海外作品の参加も急増し、今年は57カ国・地域から200作品近いドラマが集まり、前年比で53.7%増となった。

今年のノミネート作品は5月に発表される予定だが、19年のドラマ「陳情令」でブレークしたシャオ・ジャンとワン・イーボーがそれぞれ、主演ドラマ「夢中的那片海」と「追風者」で最優秀主演男優賞を争うのではないかと早くも注目されている。中国のSNS・微博(ウェイボー)では最近、有力な候補作品としてドラマ19作品の名前が登場。「夢中的那片海」は国営テレビ・中央電視台(CCTV)で放送され、再放送も好調な数字を示し、「追風者」も同じくCCTVで放送されており、ノミネートは必須とみられている。

これ以外にノミネート間違いなしとされているのは、フー・ゴー(胡歌)主演の「繁花」で、白玉蘭奨が行われる上海を舞台にした作品。同作を手がけたウォン・カーウァイ(王家衛)監督の最優秀監督賞をはじめ、複数部門でのノミネートは間違いなしと予想される。

このほか、チン・ハオ(秦昊)主演の「ロング・シーズン 長く遠い殺人」、ワン・カイ(王凱)主演の「大江大河3」、チェン・シャオ(陳暁)とトン・ヤオ(童瑶)主演の「小日子」、マーク・チャオ(趙又廷)とマオ・シャオトン(毛暁彤)主演の「問心」、バイ・ジンティン(白敬亭)とジン・チェン(金晨)主演の「南来北往」などが候補作として挙がっている。(Mathilda)

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