フードコーディネーター すずき尋巳さんのお取り寄せ【ごはんと味わうおかず系】 紀ノ国屋の自家製コンビーフと萬坊のいかしゅうまい

おいしいものを知り尽くして、食べ尽くしている料理のプロの方々が、自らお取り寄せをしているものは何? そんなお取り寄せを私も食べてみたい!という想いをかなえるこの企画。前回に引き続きお気に入りを教えてくださるのは、フードコーディネーターのすずき尋巳さんです。

★前回はこちら★

監修者
フードコーディネーター すずき尋巳

北海道帯広市出身。1987年からフードコーディネーターのアシスタントをはじめ、テーブルまわりのコーディネートをメインに活躍。料理、雑貨、インテリア、そしてキッズ&ベビー中心のライフスタイルに関する媒体のスタイリングも手がけ、独立してからの35年間で、関係書籍は500冊以上に。個人の活動以外に、スタイリストとコーディネーターのユニット集団「tricko/トリチェコ」の代表としても活動中。4月17日発売の「はじまりのサラダと栄養学」(サラダ王子:田代健斗著/KADOKAWA)ではスタイリングを担当。

紀ノ国屋「自家製コンビーフ(スライス)」

牛モモ肉を紀ノ国屋自家製のフォンブランでじっくりと煮込んだ、上品な味わいのコンビーフ(スライス)。648円(税込・送料別)

「口の中でふわっとほぐれてうまみがとけ出すんです」と、すずきさんが大絶賛のコンビーフ。
缶詰とは別物の、上品でやさしい味わいだというこのコンビーフは、老舗高級スーパー、紀ノ国屋が自信を持って送り出す、上質で丁寧に作られた一品です。

「ある料理家さんに教えてもらって以来、とりこになってしまいました。マヨネーズとわさびを塗ってサンドイッチにしたり、ふわふわのオムレツにのせたりしていただいています。熱いオムレツの上でコンビーフの脂が溶けて、これまたおいしくて!」

この「自家製コンビーフ」に出会う前は、コンビーフには偏見もあり食わず嫌いだったというすずきさんですが、一口食べてそのおいしさに驚いたそう。

「ただ、今もどのコンビーフでも良いというわけではなくて、やはりこの紀ノ国屋のものが好きなんです。こうして思い出しているとまた食べたくなってくるほどのファンです」

「贅沢にスパムおにぎりのようにしてもおいしい」と、とっておきの食べ方も教えてくださいましたが、これは本当においしくて、1袋がすぐに終わってしまうので危険だ、とも。

オンラインストアの取り寄せには10日前後かかるので、お客さまなどの予定がある場合は、早めに注文しておきたいですね。

お取り寄せはこちら
紀ノ国屋オンラインストア
https://www.super-kinokuniya.jp/
※注文方法
上記サイトより注文。

萬坊の「いかしゅうまい(大まる)」

「一度食べたら忘れられない」と評判を呼び、今では佐賀県を代表する名物の一つになった、名前の通り大きくてまん丸のしゅうまい。8個入り。1404円(税込・送料別)。

佐賀県の海沿いの町、呼子(よぶこ)。
すずきさんはこの町を訪れたことはないそうですが、雑誌のお取り寄せページを担当したときに、撮影の合間に試食したのがきっかけでこのしゅうまいに出会いました。

呼子では定番のお土産いかしゅうまい。アツアツに温めて食べてみたところ、いかのすり身をべースにした、ふわふわ&ぷりぷりの食感がたまらず、「これは一般的なしゅうまいとは別物だ!」と衝撃を受けたとか。

「いかのうまみと玉ねぎの甘みが口の中いっぱいに広がって、タレやおしょうゆなどはつけずにダイレクトに味わいたくなります」

まずはそのままで味わって、ときにはたまごスープに入れたりしても、良い出汁が出てたまらないそう。また、ごはんのおかずにするときは、
「たっぷり目のレタスのザク切りを下に敷いて、このしゅうまいを上に並べてレンチンで。レタスのグリーンで見た目も華やかになるし、付け合わせとしても相性抜群です。そして炊き立ての白いごはんといただくのが最高!」
なのだとか。

このしゅうまいの生みの親である「萬坊」は、呼子町にある海に浮かぶ海中レストラン。
いかしゅうまい大まるは、その厨房で約38年前に誕生したという歴史もある商品で、いまでは佐賀県を代表するお土産なのだそう。

海中レストラン!? と聞くと、近くならぜひ行ってみたいという気持ちにもなりますが、なかなかその機会がなくても、お取り寄せできるのは本当に幸せですね。

お取り寄せはこちら
萬坊
https://www.yobuko-manbou.com
※注文方法
上記のサイトより注文。

※記載されている情報は2024年4月のものです。


© 株式会社主婦の友社