乱闘騒ぎにパドレス松井裕樹がブルペンを飛び出してニコニコ ドジャース戦で不穏ムード

雨で試合開始が遅れたドジャースタジアム

13日(日本時間14日)のドジャース―パドレス(ドジャースタジアム)で一触即発?の不穏ムードとなる場面があった。1点を追いかけるパドレスは5回、プロファーが厳しいインコースを投げてきたマウンドのストーンに向かって抗議した。すぐにドジャース捕手のスミスがマスク越しにプロファーに言い返すと、2人がヒートアップ。球審が分けても収まらず、内野からベッツ、マンシーも駆け付け、ベンチから大谷も飛び出すなど、両軍総出の珍しい事態に…。

さらにブルペン陣もおっとり刀で参加したが、中にいた松井裕樹はなぜかニコニコ顔で、初乱闘を楽しんでいるかのよう。パドレスのシルト監督がプロファーをなだめて何とか全員がぞろぞろと引き揚げた。ABEMAのゲスト解説の長谷川滋利氏は「ブルペン陣も行かなきゃいけないんですけど、これはどう見ても乱闘じゃないです。ブルペン陣は怒ってますよ。松井は初めてなんで楽しいと思いますよ」と話した。

この日は雨で試合開始が2時間15分も遅れ、パドレスは5回までストーンに完全ペースで抑えられていた。イライラがたまっていたとはいえ、結果的には〝ゆる~い〟乱闘騒ぎに終わった。

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