日本一危険な国宝「三徳山投入堂」 参拝の男性が転倒し骨折の重傷

鳥取県三朝町の三徳山で、14日午前、登山中の男性が足を滑らせて転倒、足首の骨を折る大けがをしました。日本一危険な国宝といわれる投入堂を参拝中の事故でした。

大けがをしたのは、北海道余市町の無職の男性(75)です。

鳥取県警倉吉警察署によりますと、14日午前10時前、鳥取県三朝町の三徳山で男性が転倒して動けなくなっていると、三徳山三佛寺の関係者から通報がありました。

男性は、三徳山の断崖絶壁に建つ投入堂を参拝するため午前8時20分頃、三徳山に入山。

参拝を終え下山中の午前9時過ぎ、枯葉に足を滑らせその場に転倒し、動けなくなったということです。

警察や消防が救助にあたり、男性は病院に搬送されましたが、右足首の骨を折る等の大けがをしました。

投入堂は、日本一危険な国宝といわれ、参拝するには、険しい山道を登る必要があり、関係者は、注意を呼び掛けています。

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