大谷翔平 連続安打は8試合でストップも…犠飛と盗塁で存在感見せ乱闘騒ぎにも〝参加〟

チームの連敗ストップに貢献した大谷翔平

ドジャース大谷翔平(29)の連続試合安打は8試合で止まった。13日(日本時間14日)のパドレス戦(ドジャースタジアム)に「2番・DH」で出場し、2打数無安打、1打点、2四球に終わった。松井秀喜氏を超える日本人最多の176本塁打はお預けとなった。

雨天のため、試合時間が2時間15分も遅れてスタート。ナックルボーラーのウォルドロンから第1打席で四球を選ぶと、二死から開幕戦以来となる二盗を成功させた。第2打席も四球を選び、第3打席は三邪飛に打ち取られたが、3―1と勝ち越した6回の第4打席は一死二、三塁から左腕モレホンの変化球をセンターのフェンス手前まで運ぶ犠飛で4点目をもたらした。8回の第5打席も右翼にあわやという大飛球を放った。

また、5回には内角球をめぐって打者プロファーと捕手のスミスが言い争いを始め、一触即発の不穏ムードに。ベンチにいた大谷も一早く駆け付けたが、松井裕樹とアイコンタクトするなど冷静さを失わず、乱闘に発展することはなかった。

打率3割4分3厘と好調キープ。5―2とチームの連敗をストップさせた。

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