初優勝を目指すデンソーが富士通にリベンジ…ファイナルは運命の第3戦へ/WリーグPO

4月14日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024」のファイナル第2戦が行われ、デンソーアイリス(レギュラーシーズン2位)が富士通レッドウェーブ(同1位)と対戦した。

第1戦に64-57で勝利した富士通は町田瑠唯、林咲希、内尾聡菜、宮澤夕貴、ジョシュア ンフォンノボン テミトペが先発すると、デンソーは木村亜美、篠原華実、赤穂ひまわり、馬瓜エブリン、髙田真希がスターティング5に名を連ねた。

試合開始直後、木村の得点でデンソーが先制するも、富士通に連続6得点を奪われて追いかける展開に。一時は馬瓜や木村の3ポイントが決まり、第1クォーター中盤までは接戦となる。しかし、宮澤に連続3ポイントを含む10得点を立て続けに奪われ、14-24と富士通に突き放されて最初の10分間を終えた。

続く第2クォーター、序盤から本川紗奈生、赤穂ひまわり、馬瓜の得点でデンソーが徐々に点差を詰める。林や宮澤に長距離砲を決められるも、富士通の得点を抑えると、クォーター終盤で髙田も連続得点を挙げ、33-37で試合を折り返した。

デンソーの得点をけん引した馬瓜エブリン[写真]=W LEAGUE

迎えた第3クォーター、序盤に篠原の3ポイントでデンソーが追いつくと、直後に馬瓜の3ポイントも決まって逆転に成功。好調の宮澤が富士通をけん引するも、デンソーは馬瓜や赤穂ひまわりの長距離砲などでリードを保ち、54-49で最後のクォーターへ。

勝負の第4クォーター、本川のバスケットカウントが決まるなど、7-0のランでスタートしたデンソーは、一時は点差を2ケタに拡大。その後は、要所で赤穂さくらが得点を重ねると、試合終盤には宮澤や林に3ポイントを沈められるが、最後までデンソーがリードを守り抜き、73-62でリベンジを果たした。

ゲームハイの27得点と奮闘した宮澤[写真]=W LEAGUE

勝利したデンソーは、馬瓜が17得点6リバウンド、赤穂ひまわりが12得点11リバウンド、篠原が10得点5リバウンド、髙田と本川が9得点をマークした。

一方の富士通は、宮澤が27得点5リバウンド、林が13得点、テミトペが13得点12リバウンドと奮闘した。

運命のファイナル第3戦は、明日15日の19時からティップオフだ。

■試合結果
富士通レッドウェーブ 62-73 デンソーアイリス
富士通|24|13|12|13|=62
デンソ|14|19|21|19|=73

【動画】宮澤夕貴vs髙田真希 3ポイントシュートの応酬!

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