岩井明愛がまさか『77』 大会史上初の連覇ならず「練習します!」

ショートゲームに大苦戦。岩井明愛は「77」で連覇を逃した(撮影:佐々木啓)

<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇14日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6518ヤード・パー72>

まさかの大失速だった。単独トップで出た岩井明愛が「77」を叩き、トータル3アンダー・10位タイで大会史上初の連覇を逃した。

「いいなと思ったショットが奥に行ったりとか。ショット自体は悪くなかったですが、グリーンがめっちゃ難しかった。アプローチがめちゃくちゃ響いたと思います」

バーディを奪った直後の6番パー4だった。アプローチのミスからダブルボギー。ここから歯車が狂ったか、その後は13番からの3連続を含む4ボギーを喫し、優勝争いから脱落した。

3打差を覆されるという結果に終わったが、優勝した竹田麗央を素直に称賛する。「今日は勝てなかったですね。スキがない。パーも拾っていたし、いいプレーだったと思います」。21歳が挙げた初Vを祝福した。

次戦は18日(木)から開催される海外メジャー初戦「シェブロン選手権」だ。「自分にとっていい経験になると思う。しっかり(メジャーに向けて)練習したい」。この悔しさを世界最高峰の舞台で晴らしたい。

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