ドジャース乱闘騒ぎにかつて大谷翔平を守った水原一平容疑者が再注目「今から思えば…」

5回表の乱闘を終えベンチに戻る大谷翔平

13日(日本時間14日)のドジャース―パドレス(ドジャースタジアム)で乱闘未遂騒動が勃発した。

1点を追いかけるパドレスは5回、内角の厳しいボールにプロファーが激高。ドジャースのスミス捕手が何やら言い返し球審を挟み口論となった。これに両軍総出となり大谷どころかブルペンのパドレス・松井まで笑顔で飛び出した。

このシーンに日本のSNSも「やる気ない乱闘ワロタ」など沸いたが、「以前乱闘から大谷翔平を守ろうとした水原一平氏、あの時の彼の行動は心からのものであったと信じたいけど…」との水原容疑者を懐かしむ投稿が上がった。

「あの時」とは大谷のエンゼルス時代の2022年6月26日のマリナーズ戦(エンゼルスタジアム)。両軍8人が退場する大乱闘が起こったが、大谷が相手選手に抱きついて引き離そうとした際、その横で必死にガードしたのが水原容疑者だった。

もっとも大谷の口座から無断で1600万ドル(約24億5000万円)を送金していたことが判明した後とあって、「一平はあの当時、すでに違法賭博に手を出していた。今から思えば『俺のATMに近づくんじゃねぇ!』だろ」「そりゃ財布の大谷を万が一にもケガさせるわけにはいかないわな」と手厳しい声もアップされた。

この日は乱闘まで発展することなく、1人の退場者も出さず終了。2人で一緒にいることが当たり前だっただけに今後も様々なシーンで水原容疑者の存在が思い出されそうだ。

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