阪神・才木、7回1失点で初勝利 竜の連勝止める力投「自分で断ち切りたい」

● 中日 1 - 2 阪神 ○
<3回戦・バンテリンドーム>

阪神は連敗を「3」でストップ。7回4安打1失点と好投した才木浩人投手(25)が今季初勝利を挙げた。

先発の才木は2回、二死一、二塁で元同僚の8番・山本に先制適時打を許すも、同点に追いついてもらった3回以降はゼロ行進。2-1と逆転してもらった7回は先頭の4番・中田に中越え二塁打を許したものの、後続を退けリードをリードを死守した。

打順を大幅に組み替えた攻撃陣は3回、2番起用された梅野の中前適時打でまず同点。7回は8番に入った中野の右前に落ちる適時打で勝ち越し点を奪った。

投手陣は1点リードの8回以降、岩崎、ゲラが1イニングずつ無失点。才木は今季3戦目で初勝利、ゲラは2セーブ目(1敗)をマークした。

ヒーローインタビューに応じた才木は「やっと勝てました」と安堵の表情。「一番乗っているチームだったので、何とか自分で断ち切りたいという気持ちで投げました。梅津さんもすごいピッチングをしていたので、自分も負けずに、気持ちでしっかり押していけるように投げました」と、6連勝中だった中日相手の力投を振り返った。

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