「さよならは寂しい、記念にたくさん撮る」 仙台市営バス引退車両の撮影会

3月いっぱいで引退した仙台市営バスのお別れイベントが若林区で開かれました。

市バスのお別れイベントには、25人の募集に262人が応募しました。京都府や神奈川県からの参加もありました。

交通局では、3月までに車体が古くなったりメーカーの部品製造が終わったりしたバス21台が引退し、希少性の高い3台の撮影会が14日開かれました。

このうち1台は2002年に採用された日野製の車体で、車いすで乗り込みやすい電動スロープが搭載されています。

参加者「今のバスにはこの機能(電動スロープ)が付いていないので、それが仙台で見ることができてうれしい」「さよならするのは寂しいが、市民の足になって働いていただいたバスなので、記念に写真をたくさん撮って帰ろうと思う」

会場では現在は使用していないバス運転者のネームプレートなども販売され、参加者が買い求めていました。

© 株式会社東日本放送