霜降り粗品、水原一平容疑者のギャンブル回収率を評価「70何%ってすごい」SNSでは「粗品より勝ってる」との声も

写真:西村尚己/アフロスポーツ

4月12日深夜、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品が、『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演。ドジャースの大谷翔平選手の口座から1600万ドル以上(約24億5000万円)を不正送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追された元通訳の水原一平容疑者のギャンブルでの「回収率」について語る一幕があった。

スポーツ専門局「ESPN」が訴状の内容として伝えたところによると、水原容疑者は2021年12月から違法スポーツ賭博を始め、2024年1月までに賭けた回数は約1万9000回。1日あたり平均25回にのぼり、1回あたりの賭け金は1500円から約2400万円と幅広い。約218億円は勝っていながら、負けた金額は約280億円で、収支はマイナス約62億円にのぼっている。

この報道を受けて4月12日、「X」では《生涯収支マイナス62億円君》がトレンド入り。競馬好きで、「生涯収支マイナス3億円君」と自称する粗品は、自身の「X」にトレンド入りの画像を貼ったうえで《お兄ちゃん。。。》とつぶやいていた。

この日のラジオで相方のせいやから、「お兄ちゃんとか、もうお前、連邦のアレやからな。連邦捜査官に、お前話聞かれんぞ」とツッコまれた粗品は、水原容疑者のマイナス金額の多さを「すごい」と認める一方、こう評価した。

「でも、ギャンブルはね、アレですよ。お兄ちゃん、けっこう……。血つながってないけど。回収率ええけどな。70何%って、全然すごいよ。1回のベット、2400万円って書いてたかな? いや、さすがですね。しゃべりたいね!」

回収率とは、競馬で馬券収支の「勝ち・負け」を表す指標。水原容疑者は約218億円は勝っていながら、負けた金額は約280億円であることから、およそ78%となるわけだ。

これにせいやは、「お前大丈夫か? 電話来てないか? 『なんで折り返してくれないんだよ』って」と、水原氏への督促エピソードに触れつつ心配すると、粗品は「映画なるかもなあ。最高ですねえ。俺はでもまだ、お兄ちゃんを応援というか…」と返すと、せいやは「あ、不用意な発言になります、ここから」と注意していた。

SNSでも、水原容疑者の回収率に注目する声があがっている。

《生涯収支マイナス62億円君 回収率は、出てる数字からだと78%くらい 額が頭おかしいだけで、競馬したり競艇したりパチンコしてる方々よりは勝ってる 恐らく粗品より勝ってる》

《一平、回収率ベースでみると普通〜やや優秀というのが怖いね》

《今年回収率64%ワイ、涙目》

粗品が水原容疑者の回収率を評価したということは、自身は70%以下ということか。

同日に放送された『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、出演した粗品の財布をチェックすることに。粗品の財布にお札はなく、入っていたのは小銭と大量の馬券。粗品が「お金ないっすね……先月は電気止まって。クレジットカードも審査が通らなくて」と告白すると、山田邦子がポチ袋に入った1万円をプレゼントする場面も。

山田は「それで馬券買いに行かないでよ」と忠告したものの、粗品はポチ袋から1万円を取り出し「すげぇ!」とニンマリ。ポチ袋だけを返そうとする粗品に、山田は呆れていた。

水原容疑者は、粗品のInstagramをフォローしていた。粗品のギャンブルエピソードを、はたしてどのように眺めていたのだろうか。

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