【巨人】阿部監督が6連勝で勝ち越し4にも冷静「でき過ぎっちゃでき過ぎ」

ジャビットとグータッチする巨人・阿部監督

巨人は14日の広島戦(東京ドーム)に2―1で勝利し、連勝を今季最長の6に伸ばした。

新加入のサブマリン・高橋礼投手(28)が7回1失点の好投で2勝目をマーク。2年目・萩尾匡也外野手(23)が3回に逆転2号2ランを放った。

昨季8勝17敗と大きく負け越した広島を3タテに成功。ここまで9勝5敗と勝ち越し4の成績に阿部慎之助監督(45)は、「もうね、でき過ぎっちゃでき過ぎだし、また気を引き締めてやっていきたいなと思います」と落ち着いて答えた。

チームが好調な一方でケガ人も増えている。この日はセットアッパーの中川皓太投手(30)が左膝痛で登録抹消となった。指揮官は「開幕当初から(中川が)ずっと言っていたんだけど、ちょっと限界が来たようなので。それだったら『まだ4月ですし、しっかり治していい調整して戻ってきてください』とは言った」と説明した。

また先発を外れた坂本勇人内野手(35)について、「やっぱりケガされては困る選手なので。しっかり休養を取りながら。その時に若い選手がチャンスだと思うので、そういうところでアピールしてほしい」とベテランの休養と競争活性化の狙いを明かした。

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