岩井明愛は2打リード守れず「練習します」 次週は海外メジャー

3打リードから「77」と失速。岩井明愛は10位に沈んだ(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(14日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6518yd(パー72)◇晴れ(観衆3408人)

大会連覇を逃した岩井明愛は、晴れ晴れとした表情で「練習します」と振り返った。2打リードの首位で迎えた最終日は、硬くなったグリーンにリズムを狂わされた。

リードを3打に広げた直後の前半6番。1打目を左に曲げるなどパーオンに失敗し、ピン奥10mから3パットのダブルボギーで1打差に。首位に並ばれて迎えた13番(パー3)から3連続ボギーをたたいて後退した。

この日のパーオン率は39%(7/18)と低迷。「いいな、と思ったショットが奥に行っていた。ショット自体あまり悪くはなかったけど、グリーンがめっちゃ難しかった」。1バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「77」と失速し、通算3アンダーの10位で大会を終えた。

ともに最終組で回り、初優勝をあげた竹田麗央については、「きょうは勝てなかった。隙がないし、パーも拾っていた。良いプレーだった」と潔く称えた。

次週は海外メジャーに臨む(撮影/奥田泰也)

次週は米女子メジャーの今季初戦「シェブロン選手権」(テキサス州ザ・クラブatカールストン・ウッズ)に初挑戦する。「そんな簡単にはいかないですが、良い結果を報告できるように頑張りたい。良い経験になるし、しっかりと練習していきたい」と気持ちを切り替えた。(熊本県菊陽町/玉木充)

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