【西武】松井監督 5連敗で借金2にも「アギラーの打球が上がり出してきたのは明るい材料」

ホームランを打ったアギラーを出迎える松井稼頭央監督(左から2番目)

西武は14日のソフトバンク戦(ベルーナ)に1―4で敗れ5連敗。3カード連続勝ち越し後の主催ゲーム5連敗で借金2となった。

松井稼頭央監督(48)は今季初先発の高橋光について「非常に良かったと思ういます。しっかりと準備をして今日入ってきてくれましたので、何とか勝ちをつけてあげるのがベストだった。その中でも次につながるピッチングだった」とコメント。コルデロの拙守もからんだ6回9安打4失点投球を称えた。

打線が7回まで散発5安打、アギラーの一発による1得点に抑えられた相手先発・大津については「いろんな球種を投げるが、その中でもチェンジアップに抜け感がある。カウントも取れますし、空振りも取れる。その中での真っすぐ、カット系の精度がよかったのかなと思う」と言及した。

明るい材料としては4番・アギラーに2戦連発となる2号ソロが飛び出したこと。

これに指揮官は「昨日一本出て打球も上がり出してきた中で、あのカーブを見事打ってくれた。その意味では明るい材料、軸として非常に大きいのかなと思う。どっしりとしてくれているんで、連敗してますけど、また切り替えて次のロッテ戦、全員でやっていきたいと思います」と前を向いていた。

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