「なぜそんなことになったのか」 2022年の中学生死亡事故 県の第三者調査委員会が初開催 広島

おととし8月、東広島市内の踏切で県立中学校に通う男子生徒が列車にはねられて死亡した事故で、調査のための県の第三者委員会が開かれました。

第三者調査委員会の1回目の会議には、6人の有識者が出席しました。

おととし8月、東広島市内の踏切で、県立中学校に通う2年生の男子生徒が列車にはねられて死亡。学校の調査では、原因は不明という結果でしたが、遺族側が県に対してさらなる調査を求め、第三者委員会が設置されたということです。

第三者委員会に出席した遺族が、取材に応じました。

死亡した中学生の遺族
「直接のきっかけになった出来事みたいなものは、われわれ々も把握していない。なので学校へ入学以降、さまざまなストレスを蓄積して追い込まれていっての事故だったと考えているので、なぜそんなことになったのか、という背景をしっかりおさえてほしい」

遺族側は、学校では過度な宿題や教員の乱暴な言葉、不適切指導があったとして、しっかり調査をしてほしいと要望しました。

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