「フィジカル面では日本より優位」五輪予選の日中戦を前に中国メディアは自信満々!「驚きをもたらせる」

4月15日に開幕するパリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップで、大岩剛監督が率いるU-23日本代表は16日のグループステージ初戦で中国と対戦する。

注目の第1戦が近づくなか、中国のポータルサイト『捜狐』は、以前の対戦を持ち出し、「2-1!日本は敗れ、中国オリンピックは24年間の恥ずかしい記録を破る奇跡を起こした。2試合勝てば出場権が得られる」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えている。

「今回のU-23アジアカップでは、中国の五輪代表は『死のグループ』に組み込まれ、アジアのトップチームである日本、韓国、UAEと対戦しなければならない。たとえ強敵であっても、中国は決して引くことはなく、名誉を求めてしっかりと旅を始める」

記事は「初戦の相手は日本だ。中国の五輪代表は日本に勝ちよりも負けの方が多かった。 しかし、2017年のU-23アジアカップ予選では、中国が日本を2-1で破り、24年間日本に未勝利という恥ずかしい記録に終止符を打った。この勝利はチームに自信を与えただけでなく、日本と戦うための効果的な方法も見つけた」と7年前の対戦を回想。こう続けている。

「今回のU23アジアカップに出場する日本の平均年齢は22歳未満で、中国よりも1歳以上若い。したがって、フィジカル面では中国がある程度有利であり、日本を倒す好条件であるのは間違いない」

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そして「中国がグループステージ突破を狙うなら、日本と韓国との試合が非常に重要となる。幸いなことに、UAEとの最終節の試合は中国が有利である。つまり中国は、日本と韓国のどちらかから1勝するだけでよい」と主張。並々ならぬ自信を見せている。

「中国代表はすでに強化試合でその強さと自信を示しており、選手たちはフィールド上で果敢に戦い、攻撃してきた。このパフォーマンスがファンにさらなる自信を与えたのは間違いない。グループステージでは日本、韓国という強敵と対戦することになるが、中国は万全の準備を整えている。監督と選手の協力により、大会で好成績を収め、ファンに驚きをもたらせると信じている」

ツッコミどころは少なくないとはいえ、いずれにしても自信満々のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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