沖縄県宮古島市の「島の駅みやこ」に、通常は6月上旬頃から収穫される宮古島産のアーウィンマンゴーが早くも店頭に並んでいる。11日には化粧箱に入った贈答用の販売が始まった。
同市上野宮国の博愛農園(宮国邦夫代表)が「早出し」を出荷するようになって9年目で、昨年より約1カ月早かった。
同農園の宮国加代子さんはこの日、2個入りの化粧箱2箱やミニマンゴーの詰め合わせなど計17パックを店頭に並べた。「『早出し』はお金もかかって大変だけど、やりがいがある。情熱と愛情を持って作っているので、食べた人に感動してもらえたら」と話した。
贈答用のマンゴーは見た目の良さと一定の大きさが必要。収穫が始まったばかりの時期は数量にばらつきがあり、化粧箱が毎日並ぶとは限らないという。(宮古支局・當山学)