尼崎市JR脱線事故からまもなく19年 事故現場周辺で「メモリアルウオーク」

乗客106人と運転士が亡くなった兵庫県尼崎市のJR脱線事故から4月25日で19年となるのを前に、負傷者らでつくるグループが14日、事故現場周辺でメモリアルウオークを行いました。

メモリアルウオークには、事故の負傷者やその家族でつくる「空色の会」のメンバーら約30人が参加しました。

2005年4月25日に尼崎市で発生したJR福知山線脱線事故では、乗客106人と運転士が死亡し、「空色の会」は事故の風化を防ごうと毎年、メモリアルウオークを実施しています。

4月25日で事故から19年となる14日は、JR塚口駅近くの公園を出発地点に福知山線の線路沿いを歩きました。

参加者たちは途中、事故現場に設置された追悼施設「祈りの杜」に立ち寄り、犠牲者の冥福を祈っていました。

空色の会は、今後も様々な活動を通じて事故の風化防止を呼び掛けたいとしています。

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