「虎に翼」第11回・女子部存続のため、寅子が法廷劇に挑戦

のちに日本初の女性弁護士となるヒロインの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。「女は三界に家なし?」と題する第3週(4月15日〜19日放送)では、進級した寅子たちが、存続の危機に陥る女子部のために法廷劇を上演することになる。

昼食を囲みながら相談する寅子たち。写真左から、寅子(伊藤沙莉)、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)、涼子(桜井ユキ)(C)NHK

「明律大学女子部」の生徒数が減り、存続の危機に陥る第11回(4月15日放送)。2年生に進級したヒロイン・2年生の寅子(伊藤沙莉)たちは、女子部の宣伝のため、先輩の久保田(小林涼子)や中山(安藤輪子)と法廷劇を上演することになる。

法廷劇の演目は実際の判例を元にした「毒まんじゅう事件」に決まり、脚本は涼子(桜井ユキ)が担当することになる。一匹狼のよね(土居志央梨)も今回ばかりは居場所を守るために参加すると言い、喜ぶ寅子。準備のため寅子の家に集まって衣装制作を行うことになるが、寅子の親友で猪爪家に嫁入りした花江(森田望智)は浮かない顔で・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。

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