中国ラオス鉄道の越境旅客輸送、運行1周年で18万人超す

中国ラオス鉄道の越境旅客輸送、運行1周年で18万人超す

 【新華社昆明4月14日】中国雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ「中老鉄道」の国際旅客列車が13日、運行開始から1周年を迎えた。

 同省のラオス国境に位置する磨憨(モーハン)出入境辺防検査ステーション(出入国検査所)によると13日現在、出入境した国際旅客列車は計738本、旅客は87カ国・地域の計18万3千人を超えた。外国籍旅客はラオスやタイ、シンガポール、マレーシア国籍が上位を占め、目的は主に観光・レジャー、親族・知人訪問、就職・ビジネスだった。中国籍の旅客のうち、移動手段として中老鉄道を優先的に選択した人は全国34の省級行政区の延べ15万4500人以上で、うち半数以上が中高年だった。

 両国の鉄道部門は同日、雲南省の西双版納(シーサンパンナ)とラオスのルアンプラバンの二大有名観光都市を結ぶ路線を双方向発で1本ずつ増便した。(記者/孫敏)

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