「欲しい時に取るのは価値がある」横浜FCンドカが今季初ゴールで勝利に貢献。FKでアシストした福森に駆け寄る「また俺に蹴ってもらえるように」

[J2第10節]横浜FC 2-0 藤枝/4月14日/ニッパツ三ツ沢球技場

「良いボールが来たので、やっと決められて良かった」

横浜FCはJ2第10節で藤枝MYFCとホームで対戦し、2-0で勝利。10分に先制ゴールを挙げたンドカ・ボニフェイスは、試合後に満面の笑みでそう振り返った。

待望の今季初ゴール。福森晃斗のFKに右足で上手く合わせて押し込んだ。

【動画】ンドカの今季初ゴールで先制!
試合では、立ち上がりから相手のハイプレスに苦しめられた。そのなかでのゴールに、背番号2は「拮抗しているなかで、1点欲しい時に取るのは価値がある」と胸を張った。

また、ゴールを奪った後、真っ先にキッカーの福森に駆け寄った理由については、「毎回、俺に蹴ってくれって言っているので、また俺に蹴ってもらえるようにアピールしました」と明かしてくれた。

プロ7年目を迎えるンドカのキャリアハイは、水戸ホーリーホックに所属していた2020年シーズンの4得点。「今年はそれ以上を取りたい」とさらなる意欲を見せる。

次節は2位のV・ファーレン長崎とアウェーで対戦する横浜FC。最終ラインを統率する守備のリーダーは「相手はJ2の中で力のあるチーム。内容的にも相手を上回らないと勝てないと思うので、チームとして攻守に連動して戦いたい」と意気込んだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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