さい銭箱壊される 現場にのこぎり 広島市安佐北区の高畑祇園神社

さい銭箱が壊された高畑祇園神社周辺を調べる安佐北署員(奥)

 14日午前11時10分ごろ、広島市安佐北区可部3丁目の高畑祇園神社のさい銭箱が何者かに荒らされているのを、神社を管理する高松神社大文字保存会のメンバーが見つけ、110番した。安佐北署は窃盗の疑いで調べている。

 保存会によると、無人の社の中にある木製のさい銭箱(縦50センチ、横90センチ、高さ50センチ)上面の格子状の角材18本のうち4本が切られたり、抜かれたりしていた。現場には刃渡り15センチ程度ののこぎりが残されていた。箱には硬貨だけが残り、紙幣はなかった。金が盗まれたかどうかは不明という。

© 株式会社中国新聞社