【水沢・赤松杯】グランコージーが4馬身差完勝…坂口「最後まで気を抜けなかった」

4月14日、水沢競馬場で行われた12R・赤松杯(M3・4歳上・ダ1600m)は、坂口裕一騎乗の2番人気、グランコージー(牡7・岩手・千葉幸喜)が快勝した。4馬身差の2着にライアン(牡5・岩手・佐藤浩一)、3着にヴァケーション(牡7・岩手・畠山信一)が入った。勝ちタイムは1:41.0(良)。

1番人気で高松亮騎乗、ノーブルサターン(牡10・岩手・板垣吉則)は、4着敗退。

1着 グランコージー
坂口裕一騎手
「調教師さんからもそういう指示でしたし、過去のレースを見てもそれがベストだと思って逃げるレースで挑みました。スローに落としすぎず、自分のペースで運んで自分のタイミングで動こうと。過去のレースを見ているとコーナーで並ばれるよりは少し離しながら行った方が良いのかなとも思っていましたし。他の馬の動きはあまり気にしないで、とは考えていましたが、自分としては最後まであまり気を抜けなかったです。今日はちょっと急遽な依頼でしたが、過去にこの馬に乗った方々から的確なアドバイスをいただけたおかげで勝つことができました。これからも応援よろしくお願いします」

千葉師「次戦はシアンモア記念」

赤松杯 口取り (C)岩手県競馬組合

千葉幸喜調教師
「この春はこのレースを目標に来ていました。鞍上は初騎乗でしたが、どういう戦い方をすればいい馬かは騎手同士・仲間同士で分かっているだろうと、ずっと岩手にいる馬ですからね。この馬の良いところを引き出してほしいと言って送り出しました。狙い通り、思っていたとおりの良いレースをしてくれましたね。次戦はシアンモア記念に直行です。盛岡も苦にしない馬でしょうし、良い状態で出せるようにとにかく一生懸命やっていきたいと思っています」

グランコージー 34戦13勝
(牡7・岩手・千葉幸喜)
父:ベルシャザール
母:アドマイヤプルート
母父:アドマイヤコジーン
馬主:佐野幸一郎
生産者:マルシチ牧場

【全着順】
1着 グランコージー
2着 ライアン
3着 ヴァケーション
4着 ノーブルサターン
5着 レールガン
6着 フレイムウィングス
7着 スズカゴウケツ
8着 ゴールドギア
9着 グローリーグローリ
10着 レベランス
11着 ミニアチュール
12着 フジラプンツェル

© 株式会社競馬のおはなし