2024年JOCジュニアオリンピックカップ・ジュニアクイーンズ大会のU20の部は4月14日、東京・東京武道館で行われ、森川晴凪（至学館大）が50kg級を制し、最優秀選手に授与されるJOCカップを受賞した。同選手は2021・22年のインターハイを連覇したあと、ひざの手術で戦列を離れ、この大会が復帰戦だった。
▲大けがから復帰して優勝し、涙ぐむ森川晴凪（至学館大）
59kg級は、昨年のU17世界選手権53kg級を制した尾西桜（埼玉・埼玉栄高～日体大）が優勝。2019年の中学生の部から5大会連続優勝を達成した。日体大は53kg級で弓矢紗希、62kg級で伊藤渚も勝ち、3階級を制した。
68kg級は星野レイ（東京・日体大桜華高～神奈川大）が2年連続優勝を達成。神奈川大からは55kg級で本多香里菜も優勝。57kg級は2022・23年にU17同級を制した内田颯夏（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）が優勝。72kg級も坂井愛（岐阜・岐阜工高）が昨年のU17-69kg級に続いての優勝を達成した。内田はゴールドメダル賞に選ばれた。
65kg級は全日本選手権2位の池畑菜々（育英大）が制し、76kg級は全日本選手権72kg級3位の吉田千沙都（白山ガールズ）が勝った。
各階級の成績は下記の通り。
▲日体大に進学後、初の大会で優勝した尾西桜
U20の部
【50kg級】＝25選手エントリー
▼決勝
森川晴凪（至学館大）○［4-1］●小川凜佳（岐阜・中京高）
▼準決勝
森川晴凪（至学館大）○［4-2］●坂根海琉子（日大）
小川凜佳（岐阜・中京高）○［8-0］●升田夏実（京都・海洋高）
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【53kg級】＝21選手エントリー
▼決勝
弓矢紗希（日体大）○［7-1］●本原理紗（千葉・日体大柏高）
▼準決勝
本原理紗（千葉・日体大柏高）○［フォール、1:06=8-0］●大樫心憂（香川・高松農高）
弓矢紗希（日体大）○［5-2］●眞柄美和（至学館大）
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【55kg級】＝12選手エントリー
▼決勝
本多香里菜（神奈川大）○［フォール、5:52=6-0］●澤谷ゆな（育英大）
▼準決勝
澤谷ゆな（育英大）○［5-2］●柴田あおい（日大）
本多香里菜（神奈川大）○［VSU、4:24=10-0］●藤本成海（育英大）
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【57kg級】＝10選手エントリー
▼決勝
内田颯夏（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）○［フォール、1:48=4-0］●太田早也香（東洋大）
▼準決勝
内田颯夏（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）○［VSU、2:19=10-0］●木村椛（香川・高松北高）
太田早也香（東洋大）○［VSU、4:55=10-0］●平田琴音（福岡・三井高）
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【59kg級】＝9選手エントリー
▼決勝
尾西桜（日体大）○［VSU、5:01=11-0］●山口夏月（至学館大）
▼準決勝
山口夏月（至学館大）○［VSU、3:37=10-0］●長谷川姫花（南九州大）
尾西桜（日体大）○［VSU、5:33=12-2］●山下叶夢（東洋大）
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【62kg級】＝6選手エントリー
▼決勝
伊藤渚（日体大）○［8-5］●竹元紫凛（京都・丹後緑風高）
▼準決勝
竹元紫凛（京都・丹後緑風高）○［8-0］●佐々木すず（中大）
伊藤渚（日体大）○［10-1］●小野こなみ（東京・日体大学桜華高）
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【65kg級】＝5選手エントリー
▼決勝
池畑菜々（育英大）○［6-0］●北出桃子（至学館大）
▼準決勝
池畑菜々（育英大）○［VSU、0:23=10-0］●佐藤宝瑠（茨城・鹿島学園高）
佐藤宝瑠（茨城・鹿島学園高）○［フォール、0:31=8-0］●櫻岡実歩（東京・安部学院高）
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【68kg級】＝9選手エントリー
▼決勝
星野レイ（神奈川大）○［VSU、2:19=10-0］●持永聖愛（南九州大）
▼準決勝
星野レイ（神奈川大）○［VSU、4:41=11-0］●松山楓（法大）
持永聖愛（南九州大）○［3-2］●小原春佳（法大）
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【72kg級】＝4選手エントリー
▼決勝
坂井愛（岐阜・岐阜工高）○［不戦勝＝負傷］●中村旭（日体大）
▼準決勝
中村旭（日体大）○［不戦勝］（相手棄権）
坂井愛（岐阜・岐阜工高）○［10-8］●駒田真琴（神奈川大）
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【76kg級】＝2選手エントリー
▼決勝
吉田千沙都（白山ガールズレスリング）○［VSU、3:48=14-07］●中野咲羅（鳥取・鳥取東高）
